新学術領域研「植物多能性幹細胞」

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代表ご挨拶

新学術領域「植物多能性幹細胞」は、植物の永続的で旺盛な生命力を幹細胞に着目して理解しようとする、全く新たな視点の研究プロジェクトです。参画する研究者は、幹細胞の特性解明が植物の永続的な生存システムの理解につながるという強い信念をもって、このプロジェクトに取り組んでいます。
植物分野には幹細胞生物学という学問分野が明確には存在しません。そのため、参画研究者は発生生物学、分子遺伝学、細胞生物学、生化学、数理生物学など多岐にわたる分野から集結し、植物幹細胞の増殖・維持機構の解明という共通の目標に向かって集中的に研究を進めています。質・量ともに強力な連携をもって領域研究を推進し、新たな学術領域を創生しようとしています。

本領域では植物幹細胞の特性解析を加速するため、バルク細胞から行う
1細胞解析を支援します。また、植物組織内で幹細胞の挙動を明らかにするため、3Dイメージング解析の技術支援も行います。さらに海外の研究者との連携を強化し、国際共同研究を飛躍的に推進します。これらの仕掛けは計画・公募研究を一層活性化し、動物の幹細胞研究では得られない、新たな概念の創出を促すものと考えています。特に、幹細胞の多能性を支える制御系に関して、全く未知の動作原理が明らかになると期待しています。

本領域研究を進展させるには、国内外の研究者の皆様のご協力が不可欠です。植物科学分野ならびに生物学分野に大きな研究貢献ができるよう、皆様のご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

  • 奈良先端科学技術大学院大学
  • バイオサイエンス研究科
  • 教授
  • 領域代表
  • 梅田 正明